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きんねこです。
現代社会では、人間関係に疲れた中高年が「ひとりで生きたい」と感じるケースが増えています。
特に会社での人間関係に悩み、職場を離れたいと願う人は多く、内閣府の調査でも中高年の約4人に1人が「人間関係に悩みがある」と回答しています。
この背景には、「人付き合い=当然・美徳」という価値観が通用しなくなってきている現実があります。
SNSでのマウント、職場での上下関係、ママ友付き合いや地域のしがらみ──こうしたストレスが心身の健康に影響を与えているのです。
心理学者アルフレッド・アドラーも著書の中で「人間の悩みのすべては対人関係にある」と述べています。
つまり、うまく人と付き合えないことに悩むのではなく、「人と付き合わない選択」も立派な生き方の1つなのです。
また、近年は“孤独”と“自由”を結びつけてとらえる人が増えています。
2023年の厚労省調査では、熟年離婚の件数は過去最高を記録。これは「無理に誰かと生きるより、自分らしくひとりで生きたい」と考える人が増えている証拠です。
もちろん、人間関係をゼロにするにはデメリットもありますが、それを理解した上で「孤独を選ぶ自由」は大いに価値があります。
冠婚葬祭などの交際費、無理な付き合いによるストレスや時間の浪費──それらを削るだけでも、経済的・精神的にゆとりが生まれるでしょう。
ひとりでいることは、決して“寂しい”のではなく、“自由である”という選択肢です。
誰とも競わず、誰の顔色もうかがわず、自分のペースで生きられるという点で、多くの人にとって理想的な生き方かもしれません。
もし今、人間関係で疲れを感じているなら、「1人で稼ぐ・1人で暮らす」という生き方も、ぜひ視野に入れてみてください。
あなたが心から穏やかに生きるための道が、そこにあるかもしれません。